自由に生きてあそBlog

ポケモン好きのためのブログです。ポケモン以外にもゲームのお得情報や、ブログの始め方などを書いています

【アニメ感想】サクラクエストを全話見てみた。

Hatena

こんにちは、オトナシです。

 

最近はAmazonのプライムビデオで色んなアニメや映画を見たりするのがすごく楽しいです。

プライムビデオだと場所を選ばずに見ることができるのがメリットですよね。

 

そんな中ふと見ていたアニメが自分の中で「ジーン」と来たので感想を書いてみます。

 

 

 

サクラクエストとは?

P.A.WORKSの“お仕事シリーズ第3弾”は
田舎の観光協会で働く女の子達の物語。
花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続く、P.A.WORKSの“お仕事シリーズ第3弾”『サクラクエスト』。
バブル期にムーブメントを起こすのも今や昔、すっかり廃れてしまった“ミニ独立国”の再興のため、ひょんなことから国王(観光大使)に就任してしまった主人公たち女子5人の1年間の奮闘を描いていきます。
キャラクター原案は『薔薇のマリア』『結城友奈は勇者である』など数々の人気作品を手掛けるイラストレーターBUNBUNが務め
キャラクターデザインは『TARI TARI』『SHIROBAKO』などの関口可奈味が担当、そのキャラクター達をP.A.WORKSが瑞々しく躍動的に描いていきます。 平凡で、どこにでもいる、普通で等身大の女子たちが、 観光協会のお仕事を通じて成長し、変化していく1年間の物語が、始まります。

 

引用元 

sakura-quest.com

 

 

以上が公式サイトから借りてきたかなりざっくりとしたストーリーです。

 

簡単にまとめると

 

地域おこしのために女の子5人がメインとなって奮闘する物語です。

 

全25話で

2017年4月~9月までの2クールで放送されました。

 

ぼくは去年リアルタイムではこれを見ていなかったので

今回が初視聴です。

 

アニメ好きとはいっても

ぼくは監督がだれだれだからとか

キャラ原案が○○さんだからなんていうのは特にないのでその点については甘い部分が多いと思うので先に断っておきます。

 

ではそんなサクラクエストを見て感じたことを書いていこうと思います。

 

あ、あとですね

ここはもう本当に個人の見解なんですけど

この「サクラクエスト」というアニメはすごく面白いからみんな見てみて!

とは言いづらいようなものでした。

 

ぼくにはかなり刺さったんですよ。

 

ぼくもこの主人公のように田舎で生まれ育った経験がありまして

 

田舎という狭いコミュニティで生きていくのに嫌気がさして都会に出たいと思って大学は関東に出たので・・・・。

 

「田舎ってなにもない」

 

当時は僕ぼくもそう思っていたんですよね

なんか最初はおススメされて見たわけでもなく

ふとこれを見てみようと思って見たわけなんです。

 

そしたら

「あー、そうだよなー。」

なんて色々考えさせられたのでぼくの今までの経験があったからこそ

結果見て良かったなと思ったアニメです。

 

なのでもしかしたら万人に通ずるアニメとはまたちょっと違う部分もあると思います。

 

と、前置きはここらで終わりにして

次で一応ぼくがこのアニメのキーワードだと思っている言葉の説明を簡単に入れておきます。

 

近年の就職事情に関する用語も入っているので

そういったものに関心のある方も押さえておきましょう。

 

押さえておきたいキーワード

ミニ独立国

大きい所では地方自治体が直接かかわってその観光地をアピールすることで

その観光地に観光客を大勢呼び込むことを目的とした試み。

 

独立国とはいっても架空の王国を作ることなので

その理域で対立があったからその場所が本当に独立したというわけではなくあくまで観光事業の一環としてである。

 

規模が小さい場合は、その地域の商工会議所や観光協会が行っている場合もある。

 

1980年代がミニ独立王国のブームらしい・・・。

 

正直ぼくはそういった試みが昔あったことすら知りませんでした。

あくまでも一過性のブームらしく、現在でもその観光地の人口減少や高齢化・財政難等で今でも独立国の形式を取っている場所は少ないらしいです。

 

Uターン

これはよく聞きますよね。

地方から都会に出た人が再び自分の生まれ故郷に戻ることを言います。

 

Iターン

自分の出身地を離れて就職・移住すること。

 

これは

 

「都会」から「地方」

 

「地方」から「都会」

 

どちらも同様にIターンとなります。

 

Jターン

これはUターンとは少し異なります。

 

「地方」「都会」「自分の故郷と近い場所」

 

このように一度「都会」にでるものの地元ではなく自分の故郷の近くの場所に移り住むこと。

 

Oターン

Uターンをした人が、田舎暮らしに嫌気がさすなどでもう一度「都会」に戻ること

 

「地方」「都会」「地方」「都会」

 

このように循環していることを言います。

こういった方は結構多い印象を受けますね。

 

一度都会から田舎に戻ってきたものの、夢をあきらめきれずにもう一度都会に出るといった構図です。

 

Vターン

このアニメの主人公は若干これに近いのかな・・。

厳密に言うとまた少し違うんだろうけど

 

「地方」「都会」「地方」

 

この場合は都会から出た後に自分には縁もゆかりもない土地に移り住むことを言います。

 

 

地域おこし協力隊

今回のアニメにはこの単語は出てきませんが

田舎に移住などを考えている方はよく聞くものかもしれないので一応参考程度に。

 

地域おこし協力隊は、人口の減少している地域や高齢化が進んでいる地方に地域外の人材を積極的に受け入れて街の活性化を図る事業です。

 

基本的にはその地域の役所から委任される形ですね。

 

給料などもその自治体から払われる形で

自治体によっては、家や車なども提供してくれるところもあるみたいです。

 

人員の年齢の割合も20代から30代が大半を占めているそうで

そのままその地域に根付く方もいるようです。

 

今回の主人公は、モデル事務所からの業務委託って形なのかな?

自治体からそのモデル事務所に依頼が来てそれを引き受けたという形ですね。

 

この辺りの単語やその意味を覚えておけば「サクラクエスト」を見たときもわかりやすいかなと思います。

また、誰かが就職するときの少しの情報としても役立てばいいなと思っています

 

こんな働き方もあるんですよ!

 

感想

主人公の小春由乃は短大卒業を間近に控えているものの就職活動に全て落ちてどうしようもない状況でした。

 

というのも主人公は「普通じゃない生活をする」ということにこだわりを持っていて

普通でいることに対してある種のコンプレックスを持っている人物です。

 

まぁ、そんなこと就活で言っても具体性がない中でただ「普通じゃない」というアピールはあんまりいい印象って受けづらいですよね。 

 

ただ、この主人公はかなりコミュニケーション能力には長けていて自分のやりたいこととか人の気持ちなんかは汲み取れる視野の広さは持っているのかななんて思います。

 (それももしかしたら自分が活動したことを土台にした上での成長もあるとは思いますけど・・・。)

 

「Just Do It !!」

 

まさにこんな言葉がこの主人公には似あうなという印象を抱きました。

 

このアニメでは「まちおこし」に携わっていく上での困難がとても丁寧に描かれていました。(田舎ならではの利権とかそういった部分は触れれないですよね。笑)

  

アクションをかける側の葛藤、それについていく人たちの思いなど様々な思いがありますよね。

 

 

例えばあるシーンでは地域で行うイベントにTVの取材が来ることなります。

その上有名なアーティストがライブに来ると!

 

それはもういつもの何倍もの人がその地に訪れることになります。

実際にそのイベントが成功かと言われればそうかもしれないです。

 

・・・・・でもそれだけなんです。

自分がその立場にいてもそうだと思うんですけど、その日に来るだけでほとんどの人が思い出とともにその地に頻繁に来るなんてことはないですよね。

 

そういった点なども踏まえて考えると

 

本当の意味での町おこしってなんだろう?

 

観光資源が乏しい地域なんて特にそうですよね・・・。

その場しのぎで一日だけ盛り上がってもその日だけしかその地域に来る人がいないとなると人口減少や財政、高齢化の問題なんて解決するわけがないんです。

 

やはり継続的に人が来てくれるシステムや魅力・・・。

言葉で表してみるととても単純ですが・・・。

それが一番難しいですよね。

 

それが今の日本も含めた大きな課題となっているなと改めて実感することができました。 

 

地方を復興するって単純に観光客が増えればいいかっていうとそうじゃないですよね。

 

都会には新旧織り交ぜた新しい伝統や文化が生成されているのと同じように地方にだってその地に根付いた面白い文化や伝統がたくさんあるんですから。

それをどのように活かしていくかみたいなのも大事なんだな・・・と。

 

こういった考えとかは当たり前のことですが、「普通」とか「当然なこと」 っていうのは一番実行するのが難しかったりしますよね。笑

 

あ、そういえばちょっともったいないなって点もあって

それが主人公とかのバックボーンが少なめだったかなーと。

 

ある意味それはそれで現実的な気もしますけどね・・。

なんとなーくやっていて、全ての行動に裏付けがあって生きてるなんて人も珍しいと思うので・・・。

 

一気見してたのでなんかもっと書きたいこととか言いたいこともあったんですけど

結構文章も伸びてきてだらだらしてるのでこの辺で終わりにしときます。

 

 

おわりに

 

こういった「町おこし」みたいなことは別の記事でも詳しく書けたらいいなと思っていることです。

 

いつものポケモンとは全く違うベクトルの真面目な話になるんですけど

 

ぼくは田舎で生まれ育ってきて都会でも生活して・・・。

やっぱり自分の生まれ故郷とかがどんどんなくなっていくのを見ているだけってのは正直辛いものがあります。

 

そういった部分に何か少しでも携われたらって思います。

 

なんか色々と自分が見て感じたことをばーーーっと書いてみました。

 

アニメ見るのも良いよね。

 

本でも何でもそうですけど

自分の知見を広げてくれます。

 

なにかみなさんもおススメのアニメとかあったら教えてください。

見たら感想書いちゃいますけど、それでもよかったら笑

 

たまーにこんなことも書いていこうと思ってます。

どうぞ次の記事もよろしくお願いします。

 

注目記事